健康な生活の基本は「眠る」「食べる」「排泄する」「あそぶ」ことです。これらは互いに関連し合って、日常生活に影響を与えます。健康な生活をするために次のことを心がけてください。
(1)決まった時間に気持ち良く眠ることができるように環境を整えましょう。
(2)大人の都合で夜ふかしなどしないよう、早寝・早起きの習慣をつけましょう。
年齢 | 時間 |
---|---|
1歳未満 | 13時間以上 |
1~2歳 | 11~12時間 |
3~6歳 | 10~12時間 |
(1)発育に必要な栄養素を常にバランスよく与えることが乳幼児にとって大切です。いろいろな食品を食べさせましょう。
(2)朝食は一日の活動源です。食べないと、あそべなかったり、疲れやすかったり、注意力や集中力に欠けたりします。朝食は必ずとってから登園させましょう。
(3)食生活のリズムが大切です。朝食、夕食ともに遅くとも8時までに食べ終わるようにさせましょう。
(4)食事はできるだけ家族揃って食べるようにし、食卓を子どもとふれあう場にしましょう。また、食事のマナーをすこしずつ身につけさせましょう。
清潔の習慣は病気や寄生虫から身を守り、皮膚の汚れを取り去ると同時に、血行を盛んにし、皮膚の鍛錬の役目もします。精神的なさわやかさも得られ、身も心も生き生きとします。
(1)毎日入浴させましょう。入浴できないときはお湯で体をふきましょう。
(2)あそびから帰ったら、すすんでうがい、手洗いをする習慣をつけましょう。
(3)朝晩は、必ず歯みがきをさせましょう。
(4)衛生や安全の面から、手や足の爪は、一週間に一度は必ず切りましょう。
(5)髪は、さっぱりと活動しやすくしましょう。
(1)薄着に慣れることによって、気温の変化を体で調節し、風邪をひかないようになってきます。
(2)薄着することによって、動きやすくなり、危険から身を守ります。
子どもの状態に合わせ、小さい時から薄着を習慣づけていくことが、体の抵抗力を強め、体力づくりへとつながります。
(1)お子さんが、今日一日集団の中で楽しく生活できるかどうか、お母さんの目で健康状態を確かめてから登園させましょう。
・朝、きげんよくめざめましたか?
・顔色や顔つきは、ふだんとかわりませんか?
・朝食は、楽しく食べられましたか?
・排便はどうでしたか?
(2)お子さんの様子が、ふだんと違うときや家庭で薬を飲ませている場合は、必ず担任に連絡してください。
感染症にかかった時には重症化しないよう、また、二次感染を防ぐためにもお休みして安静にしましょう。